Notta Brainの使い方|議事録がたまってから効く、横断して探すAI

AIツール実践検証

この記事でわかること

  • Nottaは、話した言葉を文字に書き写してくれる道具。Brainは、その文字が何本もたまったあとに、横断して探して資料にしてくれる部分。
  • 結論はこれだけ: まずは無料の文字起こしで「3分以内の短い録音」を試すこと。Brainを買うのは、議事録が増えて「あの話、どこだっけ」が増えてからで遅くない。
  • 無料の本当の分かれ目は「月120分」ではなく「1回3分まで」。長い会議の全文を無料で取ることはできない。

確かめたことと、試せていないこと

料金や上限の数字は、2026年11月5日にNottaの公式ページ(料金ページ、Brainのページ、法人向けBrainのページ)で確かめた。

ただし、自分の声を実際に文字起こしした精度や、Brainでスライドを作る操作は、今回は試せていない。試せていない部分は、公式情報と先行利用者の公開情報で書いてあり、本文中で「未確認」と分けている。

まず、言葉を簡単にしておく

文字起こしは、話した言葉をノートに書き写してくれる係だと思ってほしい。

議事録は、その書き写しに「決まったこと」と「次に誰が何をするか」を付け加えた、会議のまとめ。

Brainは、ノートが何冊もたまったあとに、「あの話はどのノートにあった?」と横断して探してくれる司書のような部分。1冊だけなら、司書を呼ぶまでもない。

クレジットは、Brainで使うお試し券のようなポイント。質問や資料づくりをするたびに、券が減っていく。

結局、スマホの録音や無料の文字起こしでよくない?

ここには、先に正直に答えておく。

短いメモを1回だけ残したいなら、スマホの録音や、すでにある無料の文字起こしで十分なことが多い。Nottaを足さなくても困らない人も、たくさんいる。

Nottaが楽になるのは、会議や打ち合わせが増えてきたときだ。

録音は残るのに、あとから探せない。決まったことを、もう一度聞き直して書き起こすのが面倒。そういう手間が増えてきたら、文字起こしと要約と探す作業を、ひとつの場所で済ませられる道具の出番になる。

Brainまで要るのは、さらにその先。議事録が何本もたまって、「前の会議ではどう決めたんだっけ」と、過去の話までさかのぼって比べたくなったときだ。最初からBrainを買う必要はない。

Nottaでできること、4つのステップ

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入口は、やりたいことで変わる。

対面の打ち合わせなら「録音開始」。もう録ってある音声や動画なら「アップロード」。ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議なら、Notta Botという記録係を会議に招待する形になる。

文字になったあとは、話した人ごとに分けて表示する機能や、AI要約で決定事項と次の作業を抜き出す機能がある。話者識別は、無料プランでも使えると公式ページに書かれている。

Brainは、そのあとの段だ。複数の議事録や、アップロードした資料、ネットの公開情報まで横断して、「この件は、前の会議ではこう決まっていた」と探したり、スライドや資料の形にまとめたりする。公式ページでは、会議内容を頼むだけでパワーポイントの形にしてくれる例が、利用者の声として紹介されている。

ここは、もう一度区切っておく。Brainのスライドづくりは、公式ページの紹介と利用者の声で書いている。自分の議事録で作った実物は、今回は未確認だ。

無料プランで、どこまでできるのか

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項目 無料(フリー) つまりどういうことか
料金 0円、クレジットカードの登録不要 お試し券を買う前に、カードを出さなくてよい
月の文字起こし時間 120分まで 3分の録音なら40回分。合計の分数だけ見ると多く見える
1回の上限 3分まで ここが本当の分かれ目。30分の会議を1本まるごと文字にすることはできない
ファイルの取り込み 月50個まで 録ってある音声を送る回数の上限
AI要約 月10回まで 短い録音の要約なら、無料でも試せる
Brainのクレジット 月1,000券 質問1回が100券なので、質問だけなら10回分

無料で試すときのコツは、最初から長い会議を持ち込まないことだ。

3分以内の短い録音を1本だけ用意して、文字の精度と、要約の出方を確かめる。専門用語や、2人の話し合いが入った短い録音だと、向き不向きが早く分かる。先行利用者の公開情報でも、同じように「まず3分のサンプルで試してから、有料を決める」という進め方が勧められている。

無料で試す場合はこちら(PR): 【Notta Brain】

注意点がもうひとつある。会議の録音は、相手の許可なしに始めないこと。オンライン会議では、記録係を入れること自体を、参加者に伝えておくのが筋だ。

有料プランは、どこで分かれるのか

文字起こしの有料プランと、Brainの有料プランは、別の料金表になっている。数字がよく似ているので、ここは間違えやすい。

文字起こし本体の料金(2026年11月5日、公式料金ページで確認。すべて税込)

プラン 月払い 年払い 月の文字起こし時間 1回の上限
フリー 0円 0円 120分 3分
プレミアム 1,980円 年14,220円(月あたり1,185円) 1,800分(30時間) 5時間
ビジネス(1アカウント) 4,180円 年30,096円(月あたり2,508円) 無制限 5時間

プレミアムのAI要約は月100回、ファイルの取り込みは月100個までになる。ビジネスは、1アカウントあたりAI要約月200回、ファイルの取り込み月200個までになる。

年払いは、12か月分を最初にまとめて払う形だ。月あたりの数字だけ見て「毎月その金額」と思い込まないこと。プレミアムなら、月払いを1年続けると23,760円、年払いなら14,220円で、差は9,540円になる。

Brainの料金(2026年11月5日、個人向けBrainのページで確認。すべて税込)

プラン 月払い 年払い 月のクレジット
フリー 0円、クレジットカードの登録不要 0円 1,000券
プレミアム 1,980円 年14,300円 8,000券

Notta Brainの公式ページはこちら(PR): 【Notta Brain】

Brainの券の使い方は、こうなっている。

Brainですること 券の減り方 例え
普通の質問(資料を見ない会話) 0券 券が減らない、ふつうのおしゃべり
議事録や資料を見て答える質問 100券/回 1,000券なら10回分
画像づくり 200券/枚 1,000券なら5枚分
Word・Excelづくり 200券/回 1,000券なら5回分
スライドづくり 300券/回 1,000券ならスライド3回分(900券)+質問1回

券は、結果がきちんと出た場合だけ減ると、Brainのページのよくある質問に書かれている。余った券は翌月に繰り越せると、法人向けBrainのページに書かれている。自動で追加の請求がされることはない、とも書かれている。

ここで、注意が2つある。

ひとつは、個人向けBrainの年14,300円と、文字起こしプレミアムの年14,220円は、80円しか違わないが別の料金だということ。ふたつの料金を足すのか、Brainだけ買えるのかは、公式ページの書き方が場所によって分かれている。料金ページには「アドオン機能はプレミアム以上のプランでのみ購入可能」とあり、Brainのページには「Nottaの利用経験がない方や、Nottaアカウントをお持ちでない方でも、Notta Brainをご利用いただけます」とある。読者に「合計いくらか」を断定して書く前に、公式ページでこの組み合わせを確認すること。ここでは合計金額を断定しない。

もうひとつは、法人向けBrainのページにだけ出ている価格だ。そこでは初年度月2,200円(税込)、次年度以降は月2,750円(税込)と書かれ、月のクレジットは8,000券となっている。個人向けBrainのページでは、初年度・次年度の区別は見つからなかった。個人で使う読者には個人向けの数字を、会社で使う読者には法人向けの数字を、それぞれ当てはめて読んでもらう書き方にすること。法人向けの2,200円を、個人の料金として紹介しないこと。

先行利用者の声で、分かったこと

公式ページの利用者の声では、Nottaの要約の質が高く、議事録づくりの手間が減ったという声と、Brainで会議内容をスライドの形にしてもらうことで、「文章を読む」から「流れと決定事項をひと目でつかむ」に変わったという声が紹介されている。

一方で、先行利用者の公開情報では、文字起こしに誤字や聞き違いが出て、校正に時間がかかったという声もある。きれいな録音と、雑音の多い録音では、結果が変わるのが普通だ。だからこそ、無料の3分で自分の声や会議の音で試すのが、いちばん確実な判断材料になる。

ダウンロード(文字起こしデータの持ち出し)の扱いは、今回は公式ページの料金表だけでは確認しきれなかった。先行情報では無料プランでは制限があるとされるが、使う前に公式ヘルプで確かめてほしい。ここは「未確認」として残しておく。

向いている人/向いていない人

向いている人: 会議や打ち合わせが増えてきて、「録音はあるのに探せない」と感じ始めた人。短い録音で精度を試してから、長い会議用に有料を考えたい人。議事録が何本もたまって、過去の決定まで横断して探したくなった人(ここで初めてBrainが効いてくる)。

向いていない人: 録音を1回だけ文字にしたい人。長い会議の全文を、無料のまま取りたい人(無料は1回3分までなので、そもそも向いていない)。議事録がまだ1〜2本しかないのに、いきなりBrainの有料を買おうとしている人。まずは無料の文字起こしで十分なことが多い。

一言まとめ

Nottaは「話を文字にする道具」、Brainは「文字がたまってから横断して探す道具」。順番を間違えなければ、無料から無理なく試せる。長い会議を無料で、という期待だけは、最初に外しておくこと。

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